●読者層の広がり
絵本は元来子どもが読むもの、あるいは親が子どもに読み聞かせるコミュニケーション・ツールとして親しまれてきましたが、最近では、絵本はストレスを解消し癒しを与えるツールとして大人のファン層も広がっています。
また、点字絵本や触って楽しめる絵本などの充実は、バリアフリー型社会への適応として読者層に受け入れられています。
●オリジナリティを強調した絵本
登場人物に子どもたちの名前を入れた絵本、いわゆるオーダーメイド絵本(オリジナル絵本)などオリジナリティ溢れる絵本も人気です。
オーダーメイド絵本(オリジナル絵本)は、その発祥をアメリカのある教師が作ったとする説や、カナダの教会で生まれたとする説があります。いずれも1980年頃の話です。
自分が登場人物になりきって物語の世界を体験することは、子どもにとってたいへん魅力的で楽しいものとなるはずです。まさに世界でたった一冊の自分だけの絵本の魅力です。
●インターネットやDVDで見る絵本
インターネットの専門サイトやDVDなどのメディアを利用したデジタル版絵本は、最も新しい絵本の形態と言えるかもしれません。紙媒体の絵本との大きな違いは、その多くに動きやBGM、ナレーションがついていることです。今までにない視聴覚的効果により、絵本の楽しみ方も変わってきています。